原題 "JUSTICE LEAGUE"![イメージ 1]()
製作年度 2017年
製作国 アメリカ、イギリス、カナダ
製作 ワーナー・ブラザース
アトラス・エンターテインメント
クルエル&アンユージュアル・フィルムズ
DCコミックス/DCエンターテインメント
ラットパック・デューン・エンターテインメント
レンズバーン・プロダクションズ
製作費 $300,000,000
国内配給 ワーナー・ブラザース
日本公開 2017年11月23日
上映時間 120分
製作年度 2017年
製作国 アメリカ、イギリス、カナダ
製作 ワーナー・ブラザース
アトラス・エンターテインメント
クルエル&アンユージュアル・フィルムズ
DCコミックス/DCエンターテインメント
ラットパック・デューン・エンターテインメント
レンズバーン・プロダクションズ
製作費 $300,000,000
国内配給 ワーナー・ブラザース
日本公開 2017年11月23日
上映時間 120分
監督 ザック・スナイダー
脚本 クリス・テリオ
ジョス・ウェドン
製作総指揮 ベン・アフレック
クリストファー・ノーラン
マイケル・S・アスラン
ベンジャミン・メルナイカー他
製作 ジョン・バーグ
ジェフ・ジョーンズ
チャールズ・ローヴェン
デボラ・スナイダー他![イメージ 2]()
撮影 ファビアン・ワグナー
音楽 ダニー・エルフマン
編集 デヴィッド・ブレナー
リチャード・ピアソン
マーティン・ウォルシュ
配役 クリスティ・カールスン
ローラ・ケネディ他
美術 パトリック・タトプロス
衣装 マイケル・ウィルキンスン
出演
ベン・アフレック:バットマン
エイミー・アダムス:ロイス・レイン
ガル・ガドット:ワンダーウーマン
エズラ・ミラー:フラッシュ
ジェイソン・モモア:アクアマン
レイ・フィッシャー:サイボーグ
ジェレミー・アイアンズ:アルフレッド
ダイアン・レイン:マーサ・ケント
キアラン・ハインズ:ステッペンウルフ
脚本 クリス・テリオ
ジョス・ウェドン
製作総指揮 ベン・アフレック
クリストファー・ノーラン
マイケル・S・アスラン
ベンジャミン・メルナイカー他
製作 ジョン・バーグ
ジェフ・ジョーンズ
チャールズ・ローヴェン
デボラ・スナイダー他
撮影 ファビアン・ワグナー
音楽 ダニー・エルフマン
編集 デヴィッド・ブレナー
リチャード・ピアソン
マーティン・ウォルシュ
配役 クリスティ・カールスン
ローラ・ケネディ他
美術 パトリック・タトプロス
衣装 マイケル・ウィルキンスン
出演
ベン・アフレック:バットマン
エイミー・アダムス:ロイス・レイン
ガル・ガドット:ワンダーウーマン
エズラ・ミラー:フラッシュ
ジェイソン・モモア:アクアマン
レイ・フィッシャー:サイボーグ
ジェレミー・アイアンズ:アルフレッド
ダイアン・レイン:マーサ・ケント
キアラン・ハインズ:ステッペンウルフ
鑑賞 2017年12月1日
仙台東宝シネマズ 字幕
★★☆☆☆
仙台東宝シネマズ 字幕
★★☆☆☆
このところライバルのマーベルに完全に![イメージ 3]()
水を開けられた状態だったDC陣営が切り札
として投入してきた豪華オールスター企画。
総製作費は史上第3位の$3億超え。
『ワンダー・ウーマン』がこの夏一番の
大ヒットを飛ばしたのもあり、その勢いに乗
水を開けられた状態だったDC陣営が切り札
として投入してきた豪華オールスター企画。
総製作費は史上第3位の$3億超え。
『ワンダー・ウーマン』がこの夏一番の
大ヒットを飛ばしたのもあり、その勢いに乗
ってDCの大逆襲が始まるかと思われたが。
…が。
DCはまたここでやってしまったのだ。
しかもかなりハデ目のコケっぷり。
今年の映画秘宝トホホ1位はこれで確定じゃ
ないかと(となるとDCはトホホ2連覇だ)。
そもそもDCが不評だったのはノーラン版
『バットマン』の流れを汲む「暗さ」であり、
やはり私もそこが好きじゃなかった。
製作陣もそのことを問題視していたようで、
今回はダークな要素を極力排除するよう
監督ザック・スナイダーは言われていたらし
いし、「今度は明るくて楽しいヒーロー映画
になる」との声明が事前に流布されてもいた。
つまりはマーベルみたいなのをやるから、
安心して観に来てくれよなということである。
ただ私は思うのだけど、この路線自体が問題
ではなくとにもかくにも脚本が不出来だった
からであって、それをザック・スナイダーの![イメージ 4]()
ようなストーリーテリングの下手なビジュア
ル派に任せてしまったことで非常に共感の
し難い、つまりは「無駄に辛気臭い」内容に
なっていたからだ。
もっと本来のドラマのクオリティを上げて行
くことに努めれば、かつての『ダークナイト』
に心酔したファンたちは付いてくるはずだし、
マーベルとの差別化にもなると思う。
それをただ無造作に抜いただけだから、
なんとなくカネのかかったCGスペクタクルと、
笑えないしらしくもないユーモアと、
なれ合いモードバリバリの友情模様を
盛り込んだだけのスカスカマンガ祭りに
なってしまった。
いっぺんズタボロになって死んだヒーローを
取り敢えずガワだけ生き返らせたような話。
「まるで別物じゃんかよ…」
『ペット・セメタリー』に準えたギャグは
なかなか言い得て妙である。
DCはまたここでやってしまったのだ。
しかもかなりハデ目のコケっぷり。
今年の映画秘宝トホホ1位はこれで確定じゃ
ないかと(となるとDCはトホホ2連覇だ)。
そもそもDCが不評だったのはノーラン版
『バットマン』の流れを汲む「暗さ」であり、
やはり私もそこが好きじゃなかった。
製作陣もそのことを問題視していたようで、
今回はダークな要素を極力排除するよう
監督ザック・スナイダーは言われていたらし
いし、「今度は明るくて楽しいヒーロー映画
になる」との声明が事前に流布されてもいた。
つまりはマーベルみたいなのをやるから、
安心して観に来てくれよなということである。
ただ私は思うのだけど、この路線自体が問題
ではなくとにもかくにも脚本が不出来だった
からであって、それをザック・スナイダーの
ようなストーリーテリングの下手なビジュア
ル派に任せてしまったことで非常に共感の
し難い、つまりは「無駄に辛気臭い」内容に
なっていたからだ。
もっと本来のドラマのクオリティを上げて行
くことに努めれば、かつての『ダークナイト』
に心酔したファンたちは付いてくるはずだし、
マーベルとの差別化にもなると思う。
それをただ無造作に抜いただけだから、
なんとなくカネのかかったCGスペクタクルと、
笑えないしらしくもないユーモアと、
なれ合いモードバリバリの友情模様を
盛り込んだだけのスカスカマンガ祭りに
なってしまった。
いっぺんズタボロになって死んだヒーローを
取り敢えずガワだけ生き返らせたような話。
「まるで別物じゃんかよ…」
『ペット・セメタリー』に準えたギャグは
なかなか言い得て妙である。
駒がほとんど揃っていないうちから
「オールスター」をぶち上げてしまった。
マーベルへの対抗ありきとは思うけども、
この勇み足も良くなかった。
こういうクロスオーバー企画はおなじみの
キャラ同士が「もし、あいつらが絡んだら」![イメージ 5]()
という所から面白味が出てくると思うのだ
けど、今回はアクアマンやらサイボーグやら、
ほとんどイントロデュースが出来ていない
メンツだからそいつらが絡んできても一向に
面白くない。もちろんコミックやテレビ版の
フラッシュを観てた人は分かるんだろうけど、
こちとら初心者としては「おまえダレ?」
状態なわけで。
そんな奴らに「今の俺には仲間がいる!」
とか熱く語られても「はあそうですか(笑)」
としかならんわけで。
聞けば監督ザック・スナイダーは編集作業
に入る前に娘さんが急死されたとかで降板、
その時点でランタイムは3時間近くになる
予定だったとか。
そこで『アベンジャーズ』の立役者ジョス・
ウェドンがバトンを継いだが、その際に
「とにかく軽めでお願い」と製作者側から
発注されたウェドンは「アベンジャーズ風
味の」追加シーンを加え、更に尺をバッサ
リと落として今の2時間に収めたらしい。
このところの超大作によく聞く話だけど、
こんなツギハギ具合で面白くなる訳がない。
もしやそのカットされた部分の中に、
出会ったヒーロー同士ががっちり腕を組む
に至る諸々のエピソードが盛り込まれて![イメージ 6]()
いたのかもしれないけど、今となっては
見る影もない。
ザック・スナイダー恒例のディレクターズ
カットが実は存在していて、そのうち
リリースされるという噂もあるけれど、
果たして。これ以上にただ長くて退屈な
代物かも知らんけど。
「オールスター」をぶち上げてしまった。
マーベルへの対抗ありきとは思うけども、
この勇み足も良くなかった。
こういうクロスオーバー企画はおなじみの
キャラ同士が「もし、あいつらが絡んだら」
という所から面白味が出てくると思うのだ
けど、今回はアクアマンやらサイボーグやら、
ほとんどイントロデュースが出来ていない
メンツだからそいつらが絡んできても一向に
面白くない。もちろんコミックやテレビ版の
フラッシュを観てた人は分かるんだろうけど、
こちとら初心者としては「おまえダレ?」
状態なわけで。
そんな奴らに「今の俺には仲間がいる!」
とか熱く語られても「はあそうですか(笑)」
としかならんわけで。
聞けば監督ザック・スナイダーは編集作業
に入る前に娘さんが急死されたとかで降板、
その時点でランタイムは3時間近くになる
予定だったとか。
そこで『アベンジャーズ』の立役者ジョス・
ウェドンがバトンを継いだが、その際に
「とにかく軽めでお願い」と製作者側から
発注されたウェドンは「アベンジャーズ風
味の」追加シーンを加え、更に尺をバッサ
リと落として今の2時間に収めたらしい。
このところの超大作によく聞く話だけど、
こんなツギハギ具合で面白くなる訳がない。
もしやそのカットされた部分の中に、
出会ったヒーロー同士ががっちり腕を組む
に至る諸々のエピソードが盛り込まれて
いたのかもしれないけど、今となっては
見る影もない。
ザック・スナイダー恒例のディレクターズ
カットが実は存在していて、そのうち
リリースされるという噂もあるけれど、
果たして。これ以上にただ長くて退屈な
代物かも知らんけど。